アイケア施術による視力向上・抗ストレス作用等の検証試験
目の美容院におけるアイケア施術が、
視力、自律神経系、ストレスなどにどのような影響を与えるかを検証することを目的とし、
施術前後の5項目における変化を解析した。
1.視力
2.自律神経系
3.唾液中抗酸化物質量 (BAP)
4.唾液中コルチゾール量
5.唾液中オキシトシン量
1.視力への影響
左右平均 約0.19向上
2.自律神経系への影響
施術前に交感神経が優位の対象者 → 施術後:副交感神経の活性化が15%上昇
血の巡り・リラックス度の高まりが見られた
3.唾液中抗酸化物質量の変化
ストレスにより減少するとされている抗酸化物質が、施術30分後に10%増加
4.唾液中コルチゾールの変化
心理的・身体的ストレスにより増加するストレス関連ホルモンのコルチゾールが、
施術30分後に35%減少
5.唾液中オキシトシン量の変化
幸せホルモンと呼ばれるオキシトシンが、施術直後30%上昇
目の美容院におけるアイケア施術は、視力の向上、「幸せホルモン」オキシトシンの増加を促すことが明らかになった。
また、自律神経系における副交感神経活性化作用・抗ストレス作用がある可能性が示唆された。
星薬科大学 先端生命科学研究所 ペプチド創薬研究室 特任教授
塩田 清二 教授